GX志向型住宅(グリーントランスフォーメーション志向型住宅)とは
GX志向型住宅(グリーントランスフォーメーション志向型住宅)とは、
脱炭素社会実現を目指し、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)基準を大きく上回る
高い省エネ性能と再生可能エネルギー活用(太陽光発電など)を義務付けた、次世代型の住宅です。
そもそも、GXって何?ってなりますよね?
GX:GreenTransFormation
なぜ、XがTransFormation?
イーロン・マスクさん説など諸説ありますが、一番有力な候補はXがcrossということで、
Transformationという説があります。
言葉の説明からスタートしましたが、GX志向型住宅は、
簡単に言うと「ZEH基準より、さらに上の省エネ性能と“脱炭素”を目指す住宅」です。
国の住宅支援策の中で、ZEH水準を大きく上回る
省エネ性能を持つ“脱炭素志向型”として整理されています。
ポイントは、断熱だけでなく、家全体の冷暖房・換気・給湯・照明などを
強く減らす設計になっていることです。
さらに、太陽光などの創エネだけに頼らず、
“再エネを除いた状態でも”省エネが強いことが重視されます。
制度が設けられた背景
背景には、2050年カーボンニュートラルに向けて、家庭部門のCO₂排出をしっかり下げたいという国の方向性があります。環境省の説明でも、GX志向型住宅の早期普及を通じて、ストック平均でZEH水準の確保を目指す意図が示されています。
GX志向型住宅の基準
GX志向型住宅の“数字の核”は次の2本柱です。
断熱等性能等級:6以上
一次エネルギー消費量削減率:再エネ除き35%以上
そして、太陽光などを含めた評価(再エネ含む削減率)は、
一般地域で100%以上など、立地によって基準が変わります。
ここで大事なのは、“再エネ除き35%”が先という考え方です。
先に省エネ体質(断熱+高効率設備)を作って、
創エネ(太陽光など)は次、という順番ですね。
再エネとは、再生可能エネルギーの略で、
自然の力を利用して繰り返し使えるエネルギーのことです。
再生可能エネルギーの代表例
- 太陽光発電:太陽の光で電気をつくる(住宅の屋根など)風力発電:風の力で風車を回して発電
- 水力発電:川やダムの水の流れを利用
- 地熱発電:地中の熱を使って発電
- バイオマス発電:木材や食品廃棄物などの有機物を活用
家庭ではやはり太陽光発電が一番の再生可能エネルギーです
一次エネルギー消費量とは?
GX志向型住宅でよく出てくる言葉「一次エネルギー消費量」
何?って思いますよね?
一次消費エネルギーとは、住宅で実際に使う電気やガスを、
発電・供給まで含めて換算したエネルギー量のことです。
これでもよくわかりません
ポイントは以下の通りです。
- エアコンで使う電気
- コンロ、給湯器で使うガス
- 照明・換気・家電などなどの電力
「その電気やガスを作るために、どれだけエネルギーを使っているか」 まで含めて評価したエネルギー量です。
つまり、オール家電住宅を参考にすると、
電力会社から購入した電気代≠一次消費エネルギー
なんです
一次消費エネルギー削減の考え方
Step1:熱を逃がさない(断熱・窓)
Step2:エネルギーをムダにしない(エアコン・給湯・換気・照明の効率)
Step3:エネルギーを作る(太陽光など。立地で制約あり)
Step4:使い方を整える(HEMSで見える化・最適化)
GX志向型住宅の補助金の対象となる主な条件
GX志向型住宅として補助金対象になるためには、
以上で提示したGX志向型住宅の基準など、複数の要件を同時に満たす必要があります。
GX志向型住宅の補助金を活用するメリット・デメリット
GX志向型住宅の補助金を活用するメリット
GX志向型住宅の補助金を活用することで、以下のようなメリットがあります。
- 初期費用の負担を軽減できる
- 光熱費を長期的に抑えられる
- 住宅の性能が数値で証明される
- 将来的な制度変更やエネルギー価格高騰への備えになる
GX志向型住宅の補助金を活用するデメリット
圧倒的コスト増
確かに地球温暖化や一次エネルギー節約のために重要ですが、
補助金を考えても圧倒的にコストが上回ります。
これは最初はわかりにくいですが、機械は基本10-20年で壊れます
家電、自家用車もそんな印象ですよね
HEMSも機械です。
太陽光発電もパネルのみならずその他機器があります。
トータルコストをしっかり考えたうえでGX志向型住宅を選択していただきたいです。
GX志向型住宅の補助金に関する注意点
最後に、GX志向型住宅の補助金を検討する際に、
必ず押さえておきたい注意点をまとめます。
補助金は後出しできない
着工前の申請や事前登録が必要なケースが多く、
建て始めてからでは間に合いません。
担当の営業の方や工務店の方と密に連絡をとってください
すべての工務店が対応できるわけではない
計算・申請・性能担保ができる設計力が必要です。
太陽光が必須とは限らないが条件は厳しい
立地によっては例外もありますが、代替条件の確認が必要です。
補助金額だけで判断しない
補助金を優先するあまり、間取りや暮らしやすさを犠牲にしないことが重要です。
目先の補助金ために一生の買い物を無下にしないでください
制度は毎年変わる
補助金内容・要件は年度ごとに見直されるため、最新情報の確認が必須です。
突然に改悪されることもしばしば。
担当の営業さんや公務員の方に確認をしてください。
まとめ
GX志向型住宅は、ZEH水準より一段高い省エネ性能と脱炭素を目指す住宅です。
✅ 断熱等性能等級6以上になっている
✅ 再エネ除き一次エネ削減率35%以上を満たす
補助金関連の注意点
🌀家を建てる前に申し込みが必要
🌀どの工務店でもできるわけじゃない
🌀お金が全部タダになるわけではない
🌀毎年ルールが変わる
